タブリーズ街歩き1

2010/02/09(Tue)
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暗くなるにはまだ時間があったので、バザールへ向けて歩いてみました。


街を歩くと、とにかく人が多い。車も何もかも多いんだけど、人口密度は東京並みだ。


アジアの雑踏。


何処か安心する人達の様相。


明らかに日本に近い空気を感じる。


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途中、若い兄ちゃんに「Can I help you?」と声を掛けられて、観光案内をされてしまう。ブルーモスクが自慢らしく、入場料まで払ってくれていろいろ教えてくれました。


ブルーモスク自体は大したことなかったんですけどね。



彼は、英語とフランス語のスクールに通っているらしく、日本語にも興味があるとかで情報交換をしました。日本に帰ったらメールするよ!って言ったんだけど、未だにしていなかったりします(^^;


スクールに遅刻しながらも親切に応対してくれてました。この後もたくさんのイラン人には親切にしてもらったこともあって、旅人に親切な国の印象が自分の中で固まりましたね。



こういうインテリっぽい人がたくさん居るのを見ると、イランの民主化は近いなって思います。それとは逆にこれだけ独裁で抑圧されているのに知識人が居るってことにイランの底力を感じたりもするのです。


若い人は少しでも外側の人との接触とパイプを持ちたいって黒い気持ちも多いのでしょうけど、この環境下では、純粋な気持ちでもあるんだと思います。


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湿った小雪が舞う中、バザールへ。


中東で最大のバザールらしい。細い路地に犇くように商店が並び、大声を上げて荷台を押すおじさんが行き交う。


カメラを持ってると、撮ってくれとうるさいのは中央アジアと似ている。香辛料やら衣服やらで特に目新しい感じはないのですが、雰囲気はイランを感じることが出来ると思います。


ただ、これだけ同じような店があって皆採算が取れるのかは疑問です。



バザールの対岸のショピングモールは中国式。


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ガソリンスタンドは何処も並んでます。



国際バス会社も何軒かあって寄ってみたけど、ナヒチュバン行きはなし。バクー、エレバン行きは結構ありました。夕飯を食べたところで会った日本人学生に聞いたところ、エレバン行きは毎日21:30発で45$16時間との事。


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夜遅くまで渋滞は続きます。