東京マラソン、そして。

かなりの盛り上がりを見せている東京マラソン。
ちょっと前までは全く興味がなかったのですが、ここ最近気になりだして気になる存在に。ただ、マラソン自体には興味はないのです。東京都心を貸切で走る"贅沢"のほうが気になるのです。

東銀座で降りて、銀座、日本橋、京橋と。ランナーと観客を脇に置きつつ、一番贅沢なところを歩きます・・・特に狙っていったわけじゃなくて、行き当たりばったりで。
「頑張れ〜」って応援が響き、お祭りモード。ランナーにも何処か楽観的な表情も漂う。雰囲気を楽しんでる人が多い。
全然マラソンに興味がなくても、これなら楽しそうって思わせてくれる。
現場でこれを見た人は、来年走りたいって思うようになるんだろうな。

そして・・・その後、池袋で飲んだのですが、帰りが大変でした。終電だろうなぁとは思っていたのですが、津田沼乗換えに全く気付かず爆睡。気付いたらそこは、公津の杜です。戻りの列車はもう終わり。千葉にすら戻ることは出来ません。
タクシーは、千葉まで１万だという。高過ぎるというよりは、この失態の代償として払うには悔しすぎる値段。
酔った勢いもあって、東京マラソンを見た後だったこともあって、歩いたらどうなるんだろう？って。
佐倉辺りまでは、比較的早歩きでガンガン歩けたのですが、そこからが長かった。雨も降っていて、道は何も無い農道。iPodがなかったら挫けていた事でしょう。誉田まで来ると足が痛く、厳しい状態に。
ヒッチも考えたけど、最後の方ではどうせなら歩いてみせるって意地が大きく。６時間半で完走。周りはもう明るく・・・風呂に入ってすぐに出社です。
40kmは軽くあったんだろうと思います。重い荷物がなければ、もっと軽く歩けたのでしょう。夜のピクニックとかいう奥田睦の小説があったよね、あの小説も少し肩を押してくれていたような気もする。歩けるんだって思いも大きいけど・・・実際、二度とやらないことでしょう。