ベラート街歩き

2008/10/8(Wed)

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雑踏としていて、整理されているって言葉が全く当てはまらない街なんだけど、今回の旅で一番綺麗な街だった。
バスターミナルは、車と人でごった返し、露天にも人だかり、木陰にはおやじ達が集まって、卓上ゲームを囲んでいる。平和な生活の息吹が身近に感じられる。
地球の歩き方に載っていなくて、ロンプラの地図だけを印刷していっただけだったのので、より一層素朴な観光地化されていない雰囲気を味わうことが出来たのかもしれない。
宿にはお昼にチェックイン出来た。こんなスケジュールだと、ゆっくり出来る。休憩した後、街歩きを再開。まったりとした、長閑な雑踏、矛盾しているようでもこの言葉が、街をよく現していると思う。強い日差しと乾燥した柔らかい空気、あまりにも日本の社会との隔絶が大きく、街歩きをしていて、しばらく頭がぼ〜っとした状態で宙を歩いてる感じだった。
街外れの丘を登って、修道院を見に行った。途中、子供達が屯していて、案の定かわかわれる。正直、旅をしていて、嫌なのはこれでなのだ。下手なスリやらジプシーよりも性質が悪い。
ここの修道院入り口では、入場料をぼられてしまう。手口は・・・幾らか?と訊いて200LEK(200円)という、そのまま払うと券を二枚くれる・・・後で気付くと全く同じ券。全然、警戒してなかったので、まんまとだまされた形だ。
その後のガイドの強要は、振り切ったのだけど。。。
こんなことがあったわりには、不思議と頭に来なかった。こんなもんか、面白いじゃないか。ってのが、率直な気持ちだった。これがアルバニアなんだって。
誰も居ない綺麗な丘に石造りの修道院。眼下には、石造りの家並みとインフラの整っていない街並みが広がる。ホントに、のどか。
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時間も余って、インターネットカフェに寄ったり、無駄に遠くまで散歩したり。
宿に戻って、この旅初めてのまともなディナー(ビール、ライススープ、スパゲティ、ギリシャサラダ)750LEK(750円)でお腹一杯になり、一日が終わった。
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