ソウル経由タシケントへ

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風の強い、天気の良い朝、旅は始まる。
何も考えてないで何時もの通り京成から降りて北ウィングに行ったら、南ウィングだと云われ。時計を持ってなかったので、目覚まし時計を探してすぐにフライト。
OZ101便成田13:30⇒ソウル16:15
ほぼ定刻通りだろうか。トランジットは一時間、人間は良いけど荷物が心配の間隔、届かなかったら最後まで荷物はなしで旅することになる。それだけはさけたかった。
OZ573ソウル17:20⇒タシケント21:10 4時間時差
一気にウズベク系の人が増えて旅感覚になる。隣の姉ちゃんは、完全にロシア人っぽいのに韓国語で電話して・・・かと思えばロシア語もしゃべる。バイリンガルらしい、何処か不思議な感覚だ。
飛行機といえば、大韓航空のほうがレベルは高い感じだろうか。
めずらしくこのフライトはぐっすり。あっという間の7時間半
タシケント空港はかなり広く感じる。軍港というイメージ、とにかく何もない、進路を記す電光もなく、ただ真っ暗な滑走路があるだけ。建物もでかい殺風景なもの。まさに旧ソ連の匂い。
滑走路に下ろされ、寒い暗闇の中、コォーというエンジン音を聞いてると、何処か高揚感があり、心地良い旅情を感じることが出来た。今回は、この感覚を大事にしたかった。単に、アジアを感じる旅にしたくなかったのです。
イミグレは、3ゲート。外国人用は2つ。たらたらと渋滞。
ビザを見せると何も訊かれずすぐに通過。結局、急いでも荷物がなかなか出てこないから焦っても仕方が無い。
荷物も無事に出てきてくれる、アシアナすごいじゃん。
他の荷物はカップ麺やら衣服やらのダンボールだらけ。第三世界の雰囲気を感じざるを得ません。
税関でも並び、二枚の申告を書き、一枚はハンコと一緒に返される。これをもって帰国時の申告と比べるらしい。めんどくさいことこの上ない。
到着してから出口までほんの数十メートルしかないのに、一時間以上掛かってしまう。
さて、ホテルまでどうしようか。客引きが3人組で引っ掛けてくる。とりあえず無視してタクシーを捜すけど、そんな車は見当たらず。客引きと交渉を始める。
スタートは30$から。歩き方には、10$と吹っかけてくるので5$まで下がれば良いだろうと書いてある。吹っかけてくるのも大概にしろという感じで交渉は長引く。
結局、15分くらい押し問答をして、10$。それ以下にはならなかった。早速、アジアの洗礼を受けたわけだ。