シェムリアップからプノンペンへ
2009/05/02(Sat)
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5時起床。宿前のバイク1$でオールドマーケットまで。
前日に12$でチケットを買ったメコンデルタツアーに行く。丁度6:00過ぎにミニバスが迎えに来ていたけど、これは7:00のバス用らしい。これでも間に合ったかなと少し後悔。
待っている間に、近くの屋台をご訪問。豚のかりかり焼きとご飯、スープで3000R (70円)。これは、カンボジアでは一番おいしかった。どうやら、綺麗目の屋台のほうがうまい傾向にある。慣れてくるとおいしいお店の見分け方もわかってくるのでしょう。
6:30過ぎの事務所前からのミニバスに乗って、客を拾いながら市内外れのバスターミナルへ。土ぼこり舞う露店ばかりの雑多なバスターミナルです。昔は物乞いやらで治安が悪かったらしいけれど、今はそれほどでもない。
バスは、昔の日本のバスです。日本語の案内とかが中に残っている。この会社は日本からのお古をとことん使用しているらしい。そんなバスがリムジンバスという名前で走っている。
7:30定刻発のバスは、国道6号線を東へ。
2時間半くらい走ったらところで、スビアン・プラップトゥフという大き目の街で休憩。
この辺りまで来て、やっとこの旅初めて綺麗な青空が広がるのです。ずっと晴れても青い空でなくて湿度の高いどこかぼってりとした、白ずんだ空が多かったので清々しさ倍増です。
コロニアルな建物が立ち並び店が犇く。欧米人に人気のある街なのか欧米色が強い街です。天気の良さも相まって、清々しくクリアな景色に、テンションが上がり始めます。
30分くらいの休憩後、ひたすら、国道6号を走り、景色は一面の平原が続く。半分以上寝ていただろうか、バスは、13:00、日本カンボジア友好橋を渡り、プノンペンに到着。
バスを降りると、ものすごい数の客引きが押し寄せる。最後に降りたつもりだったけれど、20人以上は居たんじゃないだろうか。とりあえず、事務所で明日のホーチミン行きを買おうとするも満席だという・・・何本もあるのに、満席とは明日のホーチミン行きバスの確保に暗雲が漂い始める。明日ここを発てないと予定がくるってしまう。
ここでチケットが取れればこの辺りでお宿を探そうかと思っていたけど、そうでなければこの辺りには興味はない。客引きとの交渉に入ります。最初は5$くらいからスタート。1$と言い続けると、一人去り二人去りと減って行き、一人汚いおっちゃんがOKと言ってくれた。周りの人からは危険だ、そんな安い値段で行く奴は頭がおかしいみたいな感じだったけど、こっちから見れば、おっちゃんはかなり人が良さそうに見えた。
街はバイクと煤煙が舞い、人口密度がかなり高い。アパートだらけ、電線の数が尋常じゃない。テンション上がり捲くりです。
おっちゃんは真面目で比較的安全運転でバイクの洪水を走りぬけ、15分くらいでキャピトルツアー前。おっちゃんは、お金を渡すとすごく安心した表情で帰っていった。でも、怯えるような姿勢は何故なのだろう、無許可とかで働いてる後ろめたさでもあるのだろうか。
プノンペンは、キャピトルに始まり、キャピトルに終わるなんて言葉を何処かで聞いたことがあった。確かに、この辺りにはバックパッカー相手のお宿がごまんとあって生活しやすそうな雰囲気が漂っていた。
自分も降ろしてもらったところから数歩のキャピトル2というホテルに一発チェックインしてしまいました。