モスクワ街歩き4(雀ヶ丘・アルバート通り)

2009/10/05(Mon)
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モスクワ二日目


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まずは、ヴェルニサージュへ。ホテル前の土産物売り場だ。


朝から北風が冷たい。すぐ近くにあるものだと思っていたけど、入り口から奥までが意外に遠い。シーズンオフのせいか朝早いせいか閑散とした土産物屋台だ。



一通り見て、マトリョーシュカを品定め。質にかなりの差があるようなのでじっくり見た方が良い。小さめで9個入っているやつを最初一つ500ルーブルだったけど、二つで400ルーブル(1200円)マけさせた。安いのは一つ80ルーブルくらいからある。


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地下鉄でモスクワ大学へ。3号線一本で行けるのだけど、なんだかんだで一時間くらい掛かったと思う。


スターリン建築最大のモスクワ大学。でかく重厚だ。赤の広場とここに来ればとりあえず目的は達成。



構内までは学生に紛れて入ることが出来る。建物が見えてもなかなか近くまで行けないくらいにただっ広い敷地内に、石造りのビル。城と証しても間違ってはいなそうな。一度現物を見て、東京のビル群と比べてみると異様さを再確認出来るだろう。


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雀が丘まで歩いて一時間くらいか。


突風が吹き荒れる見晴らしの丘。土産物屋が並ぶけどシーズンオフなのか人はあまり居ない。



冷えた体を温めようと脇にあるじゃがいも屋(クローシュカ・カルトーシュカ)へ入って暖をとります。


ソ連圏に展開しているチェーン店らしく、でかいじゃがいもを噴かしたものにバターとか具材を入れて食べるもの。ビールと合わせて176ルーブル(430円)冷えた体に温かくて簡単な味付けのじゃがいものはうまい。



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リフトがやっていないので脇道を下りて山道を歩く。ハイキングコースになっているらしく、黄色くなった木々が綺麗。人も居なく静かな下り坂を歩く。


モスクワ川クルーズはどうやらやっていない感じ。


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地下鉄でルビヤンカ駅へ。


当然、旧KGBの牢獄には行っておきますよ。明るい壁の建物で恐怖の建物と言われた面影は見る影もない。


しいて、赤の広場からの大通りを登ったところに立つという場所だけが感覚として唯一面影を見出せるというもの。


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再び赤の広場へ。


グム百貨店の温室みたいな雰囲気の中を一通り歩いて、その辺の椅子で休憩。座ってるだけならタダ。


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アルバート通りへ向かおうとすると途中で土砂降り。止んだ後は、てくてくと土産物関連の建物が立ち並ぶアルバート通りを歩く。


土産物は高くてここで買うよりはヴェルニサージュのほうが良い。


外国人観光客がたくさん。それも半分くらいが中国人。D3を二台持ってる強物も居た。



さて、今日の最後の目的である外務省。


これもスターリン建築。日本の外務省もこれくらいインパクトのあるものにしてもらいたいものだ。今はラフロフが牛耳っているのだろう。かつてはモロトフとかミスターニュエットが居た。スパイの温床だろうか。


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帰りはまた赤の広場でライトアップを写真に収めて。


My-Myという牛マークのセルフ式レストランで、ペリメニ(焼餃子)に野菜、ビールで280ルーブル(850円)で夕食で一服だ。



帰りは17:00〜18:00辺りが地下鉄のラッシュらしく、東京顔負けのぎゅうぎゅう詰め。違うのはぎゅうぎゅう詰めだと結構みんな乗るのに諦めることだ。山手線よりも間隔が短く、一分半置きに来ちゃうものだから次を待った方が良いって考え方もあるるのだろう。