旅の始まり(成田からウィーン経由エレバンへ)
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2010/02/05(Fri)
また旅が始まった。
今回は10泊13日といつもより長期だ。よく休めたと思う(^^;良く頑張った。
バクー⇒トビリシ⇒エレバンのコーカサスルートにしようか、イラン・トルコと抜けるルートか。かなり悩んだのですが、最終的にはトビリシに不安があるのと、せっかく長く休めるのだから長距離でも良いかなっていう理由で後者にナフチュヴァンっていうアクセントを取り入れたルートにしました。
OS52便 12:05発 B777定刻。
オーストラリア航空はボーイングで揃えてしまったらしい。いかんせん、ボーイングは席が狭くてAV機器も良くないような気がする。今回もオンデマンドでないので全く映画とか見なかった。
旅を始めた頃は行きの飛行機って緊張して不安が大きかったけど、ここ最近は期待とわくわく感が大きい。多少なりと旅の感じ方が変わってきているのかもしれない。
11時間ちょいで15:30着。定刻より30分早い到着。
気温は2度晴れ。幾らか雪が積もっている。
6時間程時間があるので、すぐに、Sバーン(3.6ユーロ)で市内へ。
久しぶりのウィーンです。
ミッテ駅からシュテファン寺院、ケルントナー通り、博物館、王宮と一通り歩きます。
夕暮れで空気は冷たくて、オレンジ色に光る路地に靴音と人の声が反響し、教会の鐘の音が静かに響き渡る。
ウィーンにしかないヨーロッパ。素朴な田舎の貴族の街。こんな街が好き。
シュテファイン寺院のパイプオルガンコンサートを聴いて、ウィーンの雰囲気を体中で感じて、静かに日常からの脱出を意識しました。
エレバン行きは22:25発。まだ時間があるもののシュベヒャート空港には見るところは何も無いのでビールをちびちび時間を潰す。
3年前にここから日本に帰るときは、夜中のエレバン・トビリシ行きの飛行機を見て、帰りの旅慣れた勢いだったら乗れちゃうかもって大きな不安を持ちつつも思ったものですが、今回は不安も抱くことなく普通にエレバン行きに乗ってしまう。感慨深いフライトです。
LH6448便 B737 22:25発
たぶん、遅れて出発したんだと思うけど、熟睡。4:30着。
スヴァルトノツ空港は、まだ新しい綺麗な空港だ。キエフとかタシケントみたいな空港を想像していただけに拍子抜け。
VISAは、パスポートコントロール前に申請する場所がある。
21日間で3000AMD(12$)。随分レートが悪くないか?と思ったけど、眠くてそんなもんか〜くらいな感じで普通に払ってしまった。
タクシーブースが出国ゲート前にある。5000AMD(1200円)だったらタクシーを使ってしまおうと思っていた。最初の言い値は13000AMD。粘ってJAPANだったら6000AMDだろ!!とか訳のわからないことを言ってくるが比較的すぐに5000AMDで決着。
雪で真っ白になった暗い道を20分くらいでホテル着。5:30くらいだったか。
静まり返った街並に静かな高揚感を感じつつ、旅が始まった。