ジュルファ国境からナフチュバンへ
2010/02/10(Wed)
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両替で騙され、国境越えで3時間取り調べ・・・さすがに疲れが出て、ジュルファ国境からはタクシーを使ってしまいました。
国境を越えるとすぐにタクシーを斡旋する係員が居て、ナフチュバンまで10AZN(1200円)と言う。本当は、ここから2km離れたジュルファ村まで歩いてマルシュを使おうとしていたのだけど、時間も時間なのでアウディの新車タクシーを飛ばしてもうらうことにする。
ジュルファ村は比較的新しい村です。通りにはナフチュバン行きのマルシュが停まってました。
道中は、荒廃した砂漠っぽい一本道です。日陰には雪が残る。
このアウディはドイツからの直輸入車らしく、ナビも全てドイツ語で運ちゃんは全く読めないと言っていた。若干、読めるの単語があったので幾らか訳してあげました。
羊飼いを背景に、岩山チックな山 イラン・タグ山(2415m)が見える。形がお椀型で不思議な感じがします。
この山は、アララト山のように、ノアの箱舟が降り立った場所と言われているそうです。
160km以上出して、車を自慢する運ちゃんは、ナフチュバン市内に入る前に、モーテルに立ち寄り、ここはどうだ?と勧めて来る。旅行者はみんなここに泊るというがお値段は70$.頑張って60$まで下がったんだけど、市内から遠いし、もっと安いところもあるはずなので、この運ちゃんの言うとおりにするのもなんだか負けたような気がして、別のところへ行けと拒否。
しかし、ホテル ウクライナはボロボロのホテルだったのでNG。グランドナフチュバンは工事中。真面目に泊るところがなく、5星ホテルのホテル ナフチュバン(100$)へ泊ることになってしまった。
しかも、この運ちゃん、いろんな場所を回ったから料金を上乗せするとか言い出す始末。勝手に連れ回ったんだろうと応戦して言い合うも、言葉が通じず、5AZNと言う。
ホテルのポーターさんが通訳に入ってくれてるんだけど、あきれ返られる。仕方なく、2AZN(240円)を投げつけるように渡して落着。
運ちゃんにしても決して悪いひとではないんだけどね、最初のホテルにしても良心からだろうし、でも納得がいかないのも確かなのです。
なんにしろ、疲れた日でした。100$のホテルに泊るってことが少し抵抗だったんだけど、まあ、100$で5星だから、まあこんな時もあって良いかな。
30分くらいの行程のはずが、めんどくさいこともあり、一時間以上掛かってしまった。