ナフチュバンからウードゥルへ

2010/02/11(Thu)

f:id:shiomi31:20100211151419j:image ナフチュバン滞在は一日のみ。早々にトルコへ向けて出発となった。 せっかく苦労して入国した地域だから、もう一泊して郊外に出てみたい考えもあったのだけど、トルコの移動が計算出来なかったので、先に進むことにしました。 f:id:shiomi31:20100211153311j:image f:id:shiomi31:20100211150247j:image トルコ行きのバスは、ウードゥルツリズムというトルコのバス会社がナフチュバンのバスターミナルとトルコ最東部の町ウードゥルとを結んでいます。 時刻表は、バスターミナルにはなく、職員に聞くしかありません。ところがここの職員は英語は一切NG。韓国人留学生の通訳がなかったら結構大変だったと思います。 朝は8時くらいから1時間置き。夕方に数本。夜中発が2本と比較的本数があります。但し、トルコ側のウードゥルからの乗り継ぎが朝一と夜中発でないとうまくないとのころでした。 お勧めは夜行便と言われたんだけど、さすがに夜中まで時間を潰すのは難しい。朝一は時間がなかった。10時半発という午前の最終便なら間に合ったので、トルコでの乗り継ぎは一か八かに駆けることにしました。 10:30定刻にアララト山と両国の国旗がデザインされた奇麗な大型バスが到着。空港経由だったようです。 ウードゥルまで5AZM(600円) f:id:shiomi31:20100211162518j:image f:id:shiomi31:20100211162555j:image 市内を出ると荒野一本道。 ホントに何もない。たまに羊飼いが居るだけ。休憩をはさんで1時間半くらいでトルコとの国境です。 途中から舗装されていない砂利道。 国境には12時頃到着。ここでも自分だけ取調室に連れて行かれ、いろいろ質問を受ける。 ただ、今回は出国なので、まさか出国出来ないことはないだろうと気はかなり楽です。 荷物検査は全部ひっくり返され入国時より厳重だったのものの質問は入国時と同様だったのでスムーズに進みます。この検査ってどちらかと言えば、麻薬関係が主だったようです。 さすがに、トルコとの国境は麻薬系で暗躍してる組織が多そう。イランとの国境もかなり悪名高いと聞きますしね。 バスの車掌さんに急かされつつ1時間強掛かり出国。ここでもパスポートチェックの度にアルメニアビザのページで手が止まっていました。何も問われなかったけど。 思いのほか、トルコ側の国境でも時間を食いました。日本人の越境がめずらしいのか、ビザが必要だぞと言われる。必要ないはずだと言うと、かなりの時間を掛けて調べていました。 アゼルやトルコ人の越境は1人5分は掛かっていたようで入国は結構厳重そうでした。 国境で2時間以上。 トルコに入国してからも道路上での荷物検査が数回あり、めんどくさいことこの上ありません。 税関検査のようなものなのですが、たばこ系を持ってるかどうかかなり強く質問されます。 f:id:shiomi31:20100211200253j:image 道は、アララト山の麓を走る。 白く霞んでしまって奇麗には見えないけど、親子山が微かに見えました。 f:id:shiomi31:20100211200308j:image ウードゥルのバス会社のターミナルには12:30過ぎに到着。 アゼルバイジャンと2時間の時差があるので4時間超掛かったことになります。