モスクワ街歩き
2011/01/23(Sun)
布団が気持ちよく久しぶりにぐっすり。
12時のチェックアウトまで部屋でゆっくりしてから、ミンスク行きの列車の発着するベラルーシ駅へ荷物を預けに向かった。
外は雪が舞い散り、寒い。湿度が高いせいか気温は高いのに寒く感じるのは不思議です。
綺麗な外装のベラルーシ駅
他の駅とは形が違うように思う
なが〜いホーム
地下鉄を乗り継ぎ、40分ほどでベラルーシ駅。
モスクワの地下鉄は入り口からホームまでが遠く蟻の巣の様に迷走してるので結構時間が掛かります。
ベラルーシ駅付近は、中心部から少し外れて、落ち着いた雰囲気のある場所にありました、あまりゴミゴミとしていなくて治安も良さそうな感じ。
構内も新しい待合室があるので、待ち時間には困らなそうでした。
ベラルーシ駅の豪華な入り口
一通り駅の周りをうろうろしてから、トレチャコフ美術館へ。
前回一通り美術館は回ったのですが、クロムスコイの絵が日本に来ていたときだったのでお目当ての絵が見れなかったので、再挑戦です。
一度来ている場所なのですが、地下鉄の違う出口から出てしまったため、方向感覚が狂い迷いまくり。
そのおかげで路地裏のマーケットやら教会を見つけることが出来たので少しうれしい誤算でした。
ばりばりの観光地よりもこういった路地での発見が旅のアクセントだなと思います、市民の生活感のある場所って何処か心癒されるし、思い出に残る体感にもなります。
トレチャコフ本館は時間が時間だったため、大行列。外の雪が舞う中震えながら、一時間待ち。
待っている人は意外にもロシア人が多くて驚きました。
360RBL(1200円)
お目当てのクロスムコイの「見知らぬ女」は、やはり通りかかるだけで一見の価値を感じます。
絶妙な目線。目力に圧倒されました。
久しぶりにインパクトのあるものを見た感じです。
この後は、赤の広場へ向かい、ライトアップされた広場と特設スケートリンクを見て回ってから、毎度のことになりますが、グムデパートで休憩です。
前回より高級感が心なしか増しているような気がします、路地裏の高級店が並ぶ通りもセレブ感がひしひしと感じ取れる空間になってしました。
赤の広場の入り口
赤の広場〜
相変わらず人込みです
特設スケートリンクがあります
葱坊主
夕食は、前回と同様に、ボリジョイ劇場裏のムームーです。
ビッフェ式がありがたい。
ピラフとハンバーグにビールで313RBL(950円)
外はひたすら寒くなってきているので、この暖かい空間が違う次元のように感じられます。一段低い椅子に座って上にある窓から雪降う外を見てる一時は、モスクワという非日常の一角にポツンと立っている気持ちになって、旅の実感が深まる瞬間でした。自分にとってモスクワは、旅に興味を持ち始めたきっかけである、旧共産主義の本拠地なので人一倍思い入れのある場所なのです。
20:00頃ベラルーシ駅に戻って、ミンスク駅の列車の待ちとなります。
構内が全然温まってなくて、寒くて仕方ない。ビールを買い込んで温まりつつ、うろうろ。治安は良く、Wi-Fiも飛んでるので時間は幾らでも潰せるのですが、寒さだけが天敵でした、