モスクワからミンスクへ

2011/01/23(Sun)〜2011/01/24(Mon)


モスクワからミンスクへは、ベラルーシ駅からの発車となります。
このチケットも手配済みのものですが、ベラルーシ行きは、ミンスクとブレスト行きがかなり頻繁に出ているので直接買っても問題なさそうでした。
ワルシャワ行きも日に一本出ている様。時間に余裕があれば、ミンスクとかブレストで下車しながらが良いかも。


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ブレストとスモレンスク行きが多い


気分的には、一週間以上の列車の旅をしてしまっているせいもあって、ワルシャワ直行にしたい気持ちがかなりありましたが、手配してしまっているので変更不可。
バスターミナルも隣接しているようで、普通にウラジカフカス行きのバスも買えるようで、少し高揚しました。。。


22:25モスクワ⇒07:28ミンスク
16000円
列車は何時間も前に来ているのですが、定刻30分前に乗車が始まります。
客車は、ロシア号を簡素化した感じで、まだ新しいものでした。
乗車率は高く、4人満室が多かった。


ビールを飲んですぐに就寝です。他の乗客はずっと何やら話してたけど、完全アウェイな感じ。同じ国内移動のような感覚のひとが多いようでした。


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ベラルーシの列車は真っ青な色が基調 ベラルーシ


ミンスクと言えば、5年くらい前にバルト三国エストニアを旅したときに、ミンスク行きのレトロなバスが停まっていたのを見て、これに乗れば未知なる暗黒な国に行ってしまうんだ、って感慨深く思ったものですが、ロシアに来てしまうとベラルーシが明るい国に感じてしまうのは面白いものです。
そんな5年越しの思いもあって、辺鄙な何もない国だとわかっていてもベラルーシだけは行かなければいけないと思っていた特別な国でもあります。
欧州最後の独裁国家、ルカシェンコの国ですね。


夜中に国境を迎えるはずで、パスポートチェックやら税関があるものだと思っていて身構えていたのですが、ミンスクまで何もなく到着。
税関申請書とかを入国時に何も書いてなかったのでいちゃもん付けられるかなってドキドキしてたのに、拍子抜けです。どうやらベラルーシ-ロシア間はシェンゲンみたいな協定があるようです。中央アジアとかウクライナよりもロシアに近い国なのですね。


列車は、定刻より20分も早く7:00過ぎにまだ、真っ暗なミンスク駅へ滑り込みました。