ミンスク街歩き

2011/01/24(Mon)

まだ暗く雪が舞う早朝に、列車はミンスク駅へ滑り込んだ。
ここで旅行会社のできるお姉さんという感じの小さい女性がお出迎えです。単に、今夜のワルシャワ行きのチケットの受け渡しが駅だったということなのですが、こんな旧ソ連ばりばりの国で朝からちゃんとチケットを届けに来てくれてるのか心配でしたが、優秀なガイドさんでした。

ベラルーシは保険加入が必須だとのことだったので、訊いてみると、保険会社に連れて行ってやるから着いて来いとのこと。
駅に荷物を預け、地下鉄に乗って、シャーガ駅というところで下車。路地を入って小さい事務所です。
まだベラルーシルーブルを持っていなかったので、お姉さんのご好意で全部おごり。
保険料は2€。申請書に名前を書いてさくさくと完了です、結局この保険もノーチェックで出国できてしまったので無駄になってしまいましたが、いちゃもん付けられないための安心料と思えば安いものです。

なんやかんやお世話してくれる旅行会社のお姉さんとも別れ、ミンスク散策です。
大雪になってきて、寒い。-5度くらいのはずだけど、イルクーツクより寒い感じがしてしまう。
雪が降ってなければ、ミール城とかに遠征しようと思っていたけど、この雪で意気消沈。

朝の雪の舞うシャーガ駅前

トラヤツカ旧市街は、旧市街といっても単なる新し目の住宅群で、全然古い感じがしない。

シャーガ駅近辺のマクビシってカフェで朝食タイム。
ロシアと同じ形式のビュッフェです。スープとかピラフとかにビールで20000RYB(650円)

トローリーバスは新目

11時頃まで時間を潰すと、外は快晴。こんなことならミール城に行けば良かったと思う。
雪上がりの澄んだ青空は気持ちが良い、北風が強くて寒いけど、一気に気分的にも明るくなりました。

晴れてきました。

シンプルな教会、寝具坊主じゃない

ネザレージナスツィ大通り　こんな道が多い

ネザレージナスツィ大通り　なんかうまく撮れてない

ネザレージナスツィ大通りを歩いて、ミンスク駅へ戻ります。
ミンスクと言えば、ソ連のテーマパークだと聞いて楽しみにしていたのですが、思ったよりソ連ちっくではない。ばか広い通りに重厚なスターリン様式の建物が数kmに続くっていうのはソ連と言われればそうなのかもしれないけど、どちらかと言えば、キエフとかの方がソ連っぽく感じます。
ミンスクの場合、何もかもが綺麗過ぎるからなのかもしれません。
ペテルブルグのネフスキー通りに似ているかも。こういう通りは大好きです。

なんかのデパートか銀行

レーニン広場　外務省かな

レーニン像の広場まで歩いて、地下のデパートで時間を潰す。
20:40発のワルシャワ行き列車まで時間を潰さなければならないのです、とにかく暇な一日。

外務省脇の教会　ここが一番綺麗かな

お昼を過ぎると景色は明るく、雪が解けた水に反射してめちゃちゃ綺麗な街並みが見れたのは運が良かった。今回の旅の中で一番テンションが上がっています。
ミンスク駅も豪奢な作りで、前の二つの時計台が重厚なもので駅前広場としては、ヨーロッパの何処よりもインパクトがあります。
おそらく、ミンスクでの一番の見所はこのミンスク駅であることは間違いないでしょう。

駅前の時計台がめちゃすごい

ミンスク駅

構内も比較的新しく、明るいので過ごしやすい。
ここで本を読んで時間を潰し、またショッピングモールへ移動して、時間を潰す。
カフェで数?の問題集を解くくらいに暇。

ここのウェイトレスのお姉さんがめっちゃ美人だった

夕食は、デパ地下で12000RYB(3000円)

ミンスク駅内から　異様に近代的

暇すぎてずっと人間観察をしていだけど、この国はホントのロシア人って顔つきの人が多いような気がする。モスクワはトルコ系の血が濃いし、ペテルブルグはヨーロッパの血が濃い。まさにスラブ人って顔つきの集団ですね。
韓国人留学生もたくさんです。

ミンスク駅の夜

暗くなって駅に戻って、さらに待ち。
治安の心配があまり要らないのが幸いです。
待ち時間ばかりだったけど、来て良かった国でした。