カシュガルからタシュクルガンへ
2011.10.12(Wed)
9時に前日から行動を共にしていたパッカーとホテルのロビーで待ち合わせをしたのだけど、45分待って来ないので先に行ってしまうことにした。
こちとら時間のないリーマンパッカーなので待っていられないのです。昨日も遅れて来たし、やはり年単位での旅をしてる人たちは時間にルーズになるんだろうか。
急ぎめで移動したかったので、ホテル前からタクシー(5元 70円)を使ってカシュガルバスターミナルへ。
ネットの情報を見ていると、国際バスターミナルから国際バスでパキスタンを目指すひとが多いようだけど、普通に刻んで行った方が安いし、時間にも比較的余裕を持って移動できそうなのでローカルバスを使うことにしました。
カシュガルのローカルバスターミナル
カシュガル⇒タシュクルガンのミニバス
バスターミナル
バスターミナル前は、乗合タクシーが多い。ホータン行きが多かったかな。
聞き込みをしていくと、タシュクルガン行きはバスターミナルから出ているとのこと。数人に聞いたけど誰一人としてタクシーでボロうとするひとが居なかったのには驚きだ。
バスは午前中は1時間おきくらいに頻発しているようで、51元(900円)
チケット売り場のおばちゃんは普通に英語がしゃべれた。
11:00発のミニバス。カシュガル市内のはずれのバス停からは100元のミニバンもあったので、これを使うともっと早く到着するらしかった。
中巴公路を南へ行く。
アスクまでは、車の量も多い。ポプラ並木に真っ直ぐな道路が走り、道脇には民家がポツポツと点在する。カンボジアに似てる雰囲気がありました。
1時間半くらい走り、アスクで昼食です。公路の道脇に商店が並ぶ街。雑多としていて食べ物中心の露店が並ぶのは、あぁ中国だなって思う光景です。
アスクから1時間くらい走ると、山並みが見え始め、断崖の渓谷へと景色を変える。
500m以上あろうかという絶壁の下を走り、道は細いのですれ違うときに壁ぎりぎりを通るので、今にも崖崩れが起きそうでひたすら怖い。あちこちに崩れた後がある。
落ちてくるなよ〜と祈るばかりでした。
チェックポイント
パスポートの内容を書き写すだけなのにめんどくさい
次第に、高く雪をかぶった山が見え、川が流れる。
空が低く、如何にも高地に居るといった光景が目の前に広がる。自分たちが居る位置も高いのに、そこからまだ富士山並みに高い山々が聳える。
カラクリ湖は、浅く小さい。遠くの山並みは綺麗だけど、1泊するほどの場所ではない。
ムスターグ・アタ、コングール峰と7000m級の山を見ながらの移動は感動の連続だ。
ポプラが黄色く紅葉し、雲一つなく静か。
道路が綺麗になって、中国国旗が道脇に並ぶとタシュクルガンの街が見えてきた。
バスは、氷山賓館の前に17:00到着。6時間の道のりでした。