レー街歩き3(シェイ・ティクセ・へミス)

2013.01.13(Sun)

さて、3日目は上ラダックへ。
昨日と同じドライバーをチャーターしました、出発は10時と言っていたけど、いつもの通り遅れて10時半頃出発です。
2480Rs(4000円)
こっちのひとは普通に遅れてくる、悪びれたそぶりもなしに。最初から遅れてくるならその時刻を指定してくれればいいものを。

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シェイの下から

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空が蒼い!気分上々

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鳥の巣がたくさん

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ここまで登るのに一苦労

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シェイの上から

まずは、レーの街を出て、すぐのシェイです。
ここは規模は大きくないけれど、登りが大変で息が切れる。
昨日とは打って変わって良い天気で汗も出てくるくらい。
内部は閉まっていたけれど、頂上からの景色は最高です。

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ティクセの入り口

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ここのゴンパは立派。見応え十分です

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良い感じの壁画が多い

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ティクセの外観。ラダックらしい景色

次は、ティクセ。
遠くから見える見栄えの良いコンパです。ラダックに来たらここだけは押さえておいた方が良いというようなところ。
ゴンパ内からの景色も最高。のんびりと、冷たいけど心地良い風を受けながら眼下に広がるラダックを見てるのはホント幸せというかこんな瞬間を味わえるっていう醍醐味に震えます。

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ラダック1綺麗なんじゃないかと思う、へミス・ゴンパ

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誰も居ないゴンパでずっと座ってた。

ここからへミスまでは少し距離があって、インダス川沿いを遡って、カルって村を過ぎ山の中へ入っていくとある。
ロード・オブ・ザ・リングの峡谷の王都みたいな雰囲気です、でかい山を背景に岩山に挟まれた場所にどんとある。
建物は一番立派。どうせゴンパ回りをするならここも押さえておきたい場所ですね。

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帰り道。カルの食堂

帰路は幾らか下りになるため、広がる平地の視界が開けて低空で飛んでるような錯覚に陥るくらいのドライブになります。
川を中心に平地が広がって、両脇は白い山脈に囲まれてる、その平地の所々に丘があって、そこにゴンパがある。映画で見る世界ですね。

残念ながら写真を撮ることができなかったのだけれど、記憶には鮮明に残る景色でした。
天気が良かったせいもあって、ラダックの上下どちらかと言われれば、上ラダックのほうが景色的には良い。
人間味にあふれてるのは下のほうかもしれない。
まあ、峠を越えれば何処でも人間味あふれた地域になりそうな感じですけど、さくっと行くなら上ラダック一択です。弾丸で1日でも楽しめると思います。

レーに戻ったのは14時頃とあっという間。
3泊。旅の期間としてはこれで帰るくらいでちょうど良いといった感じで、後は帰ることだけを考えます。
レーの街は雑貨屋やらバザールやら路地、チベタンバザールを隈なく歩き回り、空いてる食堂にも結構入った、食事もめぼしいものは食べたし、結構濃い内容だった。

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日没

ただ、埃まみれになってもお風呂に入れず、高山病なのかずっと調子が悪く、夜に至っては毎晩動悸と息苦しさに頭痛、寒さで寝つけず気持ち的に焦りが出て、早くデリーに行きたい気持ちが勝ってきます。
それでも少し調子が良くて、ビールを一杯開けてしまったこの日の夜は、動悸と苦しさで不安と闘い続けたのでした。