今宵のお宿(レー)

2013/01/11~14
Siala-GuestHouse

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冬のラダックは、多くのゲストハウスが閉まってしまう。ネットで予約できる宿は、5件くらいで高級ホテルっぽいところばかりでお呼びでない。
現地で寒い中探すのも嫌だったので、日本で数件のゲストハウスにメールを入れて、返信があったSiala-GuestHouseに即決定。
実際、レーに行ってみてもクローズの場所が多くて、コンディションの良い宿を探すのはかなり大変そうだった。

真冬でもお湯が出ると旅行書に書いてあったのだけど、チェックインしたらすべての水回りは凍り付き、水さえでない。
汲み置きのバケツに溜まった水さえ凍りついている。

今回の旅、寒くても埃だらけになっても宿はそこそこのレベルでお湯シャワーを毎晩浴びるつもりで来たので、まずチェックイン時のダメージはかなり大きい。
最初からそのつもりで来れば、気持ち的に問題はないし、ウェットティッシュをいっぱい持ってくるとかしていたのに。

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しかも、外気温は零下10度以下がデフォルトとあって、この寒さも気持ちを鬱々とさせる一因でもあった。
ヒータは一応あるものの天然ガスタンクを直に繋ぐ簡易コンロのようなもので、なかなか温まらないし、今にも爆発しそうなボロ。これで1日ヒーティングチャージに500Rs(800円)も取られるのだ。

それでも昼間陽が射せば、幾らか暖かくなって窓からの景色は最高なので良い宿だったとは思います。
水回りの設備も綺麗で新しいものなので夏季なら快適に過ごせるでしょう。
宿泊客も1週間に1人くらいしか来ていないようなので時期的に設備をフル稼働させられないのでしょう。

朝ごはんは、オーナーのおじさんが作ってくれる、ナンと卵焼き。
3日間同じものだけど、毎朝2階の部屋で地べたに座りながら、同宿のおじさんと食べるのは温まる感覚でした。
毎晩、寒さと高山病の眠れない状態で苦しかった思い出もあるのですが、帰ってくればそれも良い思い出です。

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1泊800Rs+ヒーティングチャージ500Rs(2000円)
ちょっとお高いか。