ティラーノからミラノへ

2014.03.24(Sat) 

スイスの駅から比べると残念なボロさのイタリア側の駅。
表の受付は閉まっていて、チケットは隣のカフェッバーで売っている。駅員に聞かないと絶対にわからない。
ミラノまで11.5?(1610円)スイスの列車と比べると大分安い。

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列車もボロボロ落書きだらけ。イタリアってもう少し先進的なイメージがあったけど、停滞しているようだ。
15:10発
出発すると、雨が本降りになってくる。
霧が立ち込め、緑が濡れて寂しい気分になる。
線路沿いには、イタリアの湖水地方とだけあって、ずっと湖畔を走る。
雨の中のしっとりとした湖面もある意味粋なものだった。
少し陰鬱としていて、イタリア入国の気分となぜか重なった。

 

晴れていたら相当綺麗なルートなんだと思う。

 

ミラノには定刻17:40着。既に真っ暗。
でかいガレージの駅。
冷静と情熱の間に出てきて、見覚えのある駅だ。
ただ、治安はかなり悪そう。柄の悪い若者がたむろしていて、じろじろ見られる。
警察もかなりの数が居たから、スリとかがかなりあるんだろう。
ブカレストの駅を思い出す。

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小雨の降る、ミラノの社会主義的な駅前を過ぎって、足早にホテルを探した。