ギロガスタル街歩き

2008/10/9(Thu)
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バスターミナルから伸びるメインストリートにあるホテルに宿をとり、休憩した後、旧市街を散策に行った。
旧市街への坂道はかなり大変、バックパックを持っていたら歩ききれるかわからないくらい。正直、タクシーを頼んでしまったほうが良かったと少し後悔するほど。
空気は乾いていて清々しいけど、頂上まで登ると汗だく。
眼下に灰色の石屋根が敷き詰めてあるような景色が広がり、遠くには、裸山、原野が広がる。ある一部分だけが人の営みがある。
観光客は見当たらず、道を歩くと合う人が皆声を掛けてくる。「Where are you from?」「ヤーパン?」「キナ?」と。人の温かさがひしひしと感じてしまう。この国に来るまでのイメージは、ぼったくりと東洋人からかいが横行してるというものだったこともあって、余計にそう感じるのかもしれなかった。
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馬が歩き、開けっ放しの家に人が集まり、レストランでは昼間から明るく飲んでいる。しがらみがない世界のようにも思えて来てしまう。独特の平和の空気。
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ただ、この街、地図を見ても道がわからない。道無き道を歩かないとかなり遠回りになってしまうのだ、最初これに気付かなくて、街外れまで歩いてしまった。
よくよく歩いてみれば、幹線道路沿いに良さそうなホテルが数件。アテネ行きのバス会社も数件。
このうち、バスターミナルに一番近いバス会社に入ってみた。全く英語が通じない受付で、隣の事務所に英語のわかるやつが居るということで案内してもらっても、その人もしゃべれなかったり。それでもなんとか明日7:00にアテネ行きがあるらしいことがわかった、イオアニアにも途中下車出来るらしく、心配していた国境越えも問題なさそうな気がしてきた。
帰りは、お腹が空いて仕方なく、歩き方に載っていた裏路地のレストランに入ってみた。ご飯系が食べたかったのでライス!!といって、ピラフとビール250LEK(250円)。ここのピラフは安くてかなりおいしかった。
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