国家と神とマルクス 佐藤優

未だに佐藤優を信じて良い人なのかどうかわからない。なので、半信半疑で読むことにしている。
佐藤優の入門書として良さそうです。
北畠親房の「神皇正統記」と大川周明から太平洋戦争からの日本の歴史感の再考をするのが面白かったかな。マルクスの資本論辺りは慣れてきたとは言え、読むのが大変。
・日本の寛容と多元性の精神がこれからを支え、これまでを支えてきた。
・日本では権力と権威が一緒にならないことで国体が守られてきた。