バンコクからシェムリアップへ

2009/04/30(Thu)
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7:30チェックアウト。シェムリアップまでの道のりは、MPツアーというカオサンの旅行会社に頼んで、バスと二泊のお宿付きで6000円。日本人が経営する旅行会社ということで、同乗者も日本人が多く、このGWを利用した会社勤めの人やら夫婦で東南アジア旅行といったメンバー。



カオサンのバイヨンビルに8:00集合。ガイドのおっちゃんに連れられて、通りの外れで9:00近くになって来たバスに乗る。


ド派手なバス。外見は立派そうだけれど、内装はボロボロ。それでも中央アジアなんかよりよっぽど良いバスだ。


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バンコクを出ると、椰子の木やらが脇に生え、濃い緑色の葉と雑草、茶色い土。その一本道が延々と続く。殆ど寝ていたのであっという間に国境へ。ただ、この5時間くらい一度も休憩がないのは辛い。



国境近くでは休憩を一時間くらい取っていた。ビザを取るとかの理由らしいけれど、真相はここでお金を落とさせるためだけのような気がしてならない。


国境には、13:30着。バスを降りて国境の雑多としたバザールを歩き、タイ側出国はあっさり。


その後のカンボジア国境は、入国カードを書き、ビザのチェックやらがあるので30分くらい掛かっただろうか。国境の門は、たぶん、ここを通る人は忘れない景色となると思う。アンコールワットを模したでかい門。


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国境を越えた瞬間、インフラの差が露骨に現われます。


ほこりだらけの道。バイクタクシーの嵐。治安が悪いと聞いていたけれど、確かにスキあらば物を盗もうとしているひとばかり。ただ、強硬手段に出るような雰囲気は全くなかった。そこにヨーロッパとの大きな違いを感じた。


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カンボジア側では、バスと係員が代わり、ミニバスに乗り込む。道は一応全て舗装されていて、以前のダンシングロードという呼称はもう使えないよう。少し残念。


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何もない平原と高床式集落が交互に現われる一本道がとことん続く。


何処を見ても子供がたくさん。田舎のどこか懐かしい景色を感じます。そこにはシャープさはなく、ボールドチックな景色がある。平和そのもの。今までの旅とは少し違った、一度見たことのある懐かしい異国情緒を感じました。



途中一回、レストランに寄った。ここは高くておいしくない。完全にガイドの賄賂が入っている雰囲気。


一気にでかいホテルが並び、都会になってくるとシェムリアップ到着。一目見ただけで観光のために作られた街という呼称が思い浮かぶ。


SKY HOTELに18:00着。辺りは薄暗かった。


さすがに、朝からずっとのバスの旅は疲れた。それでもこのツアーバスを使ったからこれで済んだのであって、悪徳バスに乗ったら到着は夜中なのだろう。まともな交通手段があれば、6時間もあれば、走破できる道だと思う。