ペトロザヴォーツク街歩き

2009/10/06(Wed)
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列車到着は8:50ではあるものの外はまだ薄暗い。


キンと冷えた空気、吐く息の白さ、列車の蒸気が田舎の駅に旅情を誘います。



小さな地方の駅らしいが、そこはロシア。大きく建物はそこそこ立派だ。


待合室とチケット売り場の建物に分かれていて、正面の建物の中に荷物預かり所があります。


受付のおばちゃんは常に居るわけじゃないので居るときを狙わないと出し入れが出来ないことがあるので注意が必要だ。


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ソ連地方都市の香りが漂う駅前。


トローリーバスやらマルシュルートカが仕切り無しに走り、壊れかけの建物が碁盤の目に走る。


まずは、駅前からオネガ湖までを貫くレーニン通りを歩きます。この街、ただ歩いてるだけで楽しい。素朴な生活の匂いがして。


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オネガ湖畔までは徒歩で30分くらい。しーんとした鏡のような湖面に水鳥が線を引く。


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キジ島行きへのボートチケット売り場は湖畔を右手に歩いて行った先端にあります。



・・・それで、恐れていたことはまさに現実になる。


「今日のチケットください・・・」


「わかったわ、明日のね。」


「いや、今日のを・・・」


「あら、今日はノーボートよ」


「なっ・・・」


そう、ボートが出ていなかったのです。旅行会社からは10月になってからも日に二便出ていて天候によっては決行という話だった。でも、天候は全くの静かなもので決行ってことはない。


そもそも10月は不定期との話。旅行会社の話は間違っていたということだ・・・。


他のボートがないかとTouristInfomation(ここの人は英語が上手で親切でしたヨ)に戻って訊いてみるも明後日までないという。明日なら予定を変更してここで一泊という話も考えなくも無いけれど、明後日とは無理。


残念だけど、諦めざるを得ない。


まあ、出ないってことも考えた上での訪問だったので許すとしよう。キジ島がなくてもここには来てたと思うしね。


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さて、街に戻って朝ご飯をカフェで。


唯一のデパートは閑散としてて寂しい限り。


雨が降ってきて寒くなって、カレリア美術館で暖を取り。


また、カフェでご飯。


駅前に戻ってスーパーやら出店、アパート群にまみれて。


時間余って駅舎で時間潰し。


それでまたご飯。


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23時までの列車待ちは長かった。駅内のカフェは時間潰しに良いと思う。



ロシアの夜行列車っていうのは微妙だ。朝早く到着してもホテルにはチェックイン出来ないし、夜は駅で時間を潰さないといけない。結構不便です。


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ちなみに、ロシアの物価・・・


水:20〜30ルーブル


ビール:30〜50ルーブル 輸入は150ルーブルくらい


食事はレストランでメインが200ルーブルくらいから


ファーストフードは100〜200ルーブルくらい


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レーニン通りのカフェ


ビーフストロガノフ+ビール 200ルーブル(600円)


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ペトロザヴォーツクカフェ(ホテルカレリア近く)


タラのムニエル+スープ+野菜 220ルーブル(660円)


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駅内のカフェ


プロフ+ビール+チキン 220ルーブル(660円)