ゴリスからカパンへ
2010/02/08(Mon)
>
さて、ゴリスで一泊するか、カパンまで行ってしまうかで悩んだのですが、どうせならとカパンまで行ってもらうことにしました。
再びガソリンスタンドで天然ガスを積めて、商店でパンを買って後70km、運転手には頑張ってもらう。
運ちゃんとしては臨時収入が得られて嬉しい面かなり辛い道のりであることには間違いない。途中サラミとナンを分けてくれるんだけど、このサラミが後ほど腹を下す要因になってしまう、うまいんだけど。
17:00過ぎでまだ明るい。カパンまで60kmくらいだから順調にいけば18:00過ぎには・・・と思っていたのがまた間違い。
ここから先は、道は広いもののつずら折りの峠が幾つもあり道は舗装されていない。
対向車はイランからのでかいトラックが多くて皆チェーンを履いていた。この道はかなり辛いだろうに。
しかし、道の悪さとは真逆に峠からの景色は絶景なのだ。何度も言っても良い、絶景だ。
薄暗くなって盆地に霞が掛かって、先に連なる山々に赤みが掛かり幻想的なのです。
ホントに来て良かったと心から思う。
夕暮れ迫り、山を下ったところでカパン到着だ。
結構大きな街で鉱山の街らしく工場っぽい建物がたくさんある。
高い山に囲われていることもあって、街の後ろには山の黒い背景が不気味に映っていた。
ここの街の地図はロンプラにも載っていないので運ちゃんにホテルを探してもらって、19:00頃ようやく長い移動の一日が終わった。
激しい移動だったので運ちゃんには最初の言い値を払い気持ちよくお別れです。人の良さそうな30代くらいの兄ちゃんで、当然英語は一言もしゃべれないけど、悪路の中頑張ってくれました。スパシーバ!!