ナフチュバン街歩き1
2010/02/10(Wed)〜2010/02/11(Thu)
ナフチュバン市内はまだ新しく、広い通りがど〜んと通っている。殆どがヘイダル・アリエフの名前が付いた建物ばかりだ。 コーカサス地域の人たちは、土地柄を重視し土地によって仕事が決まっているとも言われる。ここナフチュバンは政治家を輩出する地域だ。特に、アリエフ一族の地盤ということもあって、アリエフ一色の街だった。 ヘイダル・アリエフ博物館。 ここに来るのが一つの目的でした。アリエフ大統領の経歴博物館なのだけど、展示品ははっきり言って大したものはありません。写真やら勲章やら・・・こんなすごいことをやってきたんですという意思表示ですね。 ただ、ここの受付のお姉さんはかなりの美人でした。 ヘイダル・アリエフ像を見るだけでOKでしょう。 反対側には、レーニン像のある劇場。 文化宮殿はでかい。もちろん、名前はヘイダル・アリエフ 市の南にある城塞跡とイマームザーデ。 ここからの市外の見晴らしは良いです。市外はバラックのような建物の密集地帯で、その先にでかい貯水池がある。飛び地だけあって、水は貴重なのでしょう。 この辺りの雰囲気を見る限り、ここに住む理由は殆どないと思えるような荒廃した村に見えてしまう。この飛び地を維持するために入植しているといった感じですね。 モミネ・ハトゥン廟。 たぶん、ナフチュバン唯一の遺跡的な見物じゃないだろうか。近くで見ると細かい柄のタイルが敷き詰められていて、思ったよりすごかった。 市の北西にあるバスターミナル近くの丘。「母の像」と記念館 ここも高台なので辺りが見晴らせる。 あちこちで国旗がはためいている。ナショナリズムの高さはかなりのもの。 市内を走るバスはかなり綺麗で驚き。いろんな資本が入ってきてるのだろうな。 実質数時間しかなかったけれど、一通り見回ったと思う。何もないところだけど、不思議な感覚のする街です。 飛び地っていう秘境の感覚は味わえると思います。マニア向けの地域ですね。