アジャイルな見積もりと計画づくり
丁度、仕事で見積もりをしてたので購入。 思ったより残念な内容でした。最初の100pくらいでアジャイルの基本が書かれてて、その後見積もり手法なのだけど、あまり面白くない。 アジャイルの本を一冊読んでいれば、わざわざ買って読むことのほどでもないと思う。
- リスクを明記した上で、対応に要する時間を多めに見積もっておく。それが無理なら、見積もりの数値に幅を持たせておいて、不確実性とリスクを見積もりに盛り込む
- アジャイルな計画作りでは、プランニングに費やす労力と投資と、プロジェクトの最中に得られる知識とを天秤にかける
- 建てた計画はじきに見直され、破棄されてしまうが、計画作りの過程で得た知識や洞察はずっと後まで残る
- 顧客にとって作業の完了はなんの価値もない。価値があるのはフィーチャだ
- 作業完了までの期間が決まっていると、許される限りの時間をすべて使ってしまう特性
- 個人にマルチタスクを要求してはならない。グループに割り当てよ
- そもそも見積もりというのは、見積もった時間内に作業が完了する確率のこと
- アジャイルチームは、長大な要求仕様を書くことよりも、必要となったその時、つまりジャストインタイムに要求を扱うアプローチを好む
- 見積もりにどれくらいの労力を費やすのかは、見積もりの目的によって変えるべきだ
- どれだけ事前作業をこなしたとしても、見積もりが完璧なることはない。逆に掛け過ぎて精度が落ちることもある
- チームで見積もる。作業は個人に行くとは限らないので平均を求めること
- プランニングポーカーで見積もり時間を調整。フィボナッチ数列が使用しやすい。ひとつに時間を掛けないこと
- 最初の見積もりでは、60〜160%の遊びを見積もりに持たせる。不確実性のコーン
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
- 作者: Mike Cohn,マイクコーン,安井力,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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