ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記 常岡浩介

久しぶりの更新ですね。北京→ロンドンの鉄道旅を終え、日記も書かなきゃいけないのですが、いかんせんお仕事が忙しく残業が止まりません。 ロシアに行くと、どうしても暗い国だというイメージが付いて離れません。暗黒の国、あの国を歩けばすぐにわかる。特にモスクワは。 そして、こういう本が読みたくなる。 チェチェンゲリラの従軍記は、臨場感溢れるものです。幾らか雰囲気を知っているだけに実際の死と間近にいるチェチェンゲリラの実態が肌に触れるように感じます。 ただ、こういったチェチェン側に立ってFSBに不当に抑圧・虐殺されている現実を書いてある本を何冊も読んでも、どうしてもチェチェン民族は野蛮な民族であるという印象を受けてしまう。野蛮というのが悪いイメージではないのですけど。 FSBがプーチンにコントロールされた犯罪組織であること。 グルジアチェチェンを支援しているのは、グルジアの利益になるから。アブハジアとか南オセチアとか。