シベリア鉄道へ(北京⇒ロンドン)
今回の旅は、シベリア鉄道・・・北京からベルリンまで列車、そこからロンドンまで飛ぶという行程でした。
他にもいろいろ選択肢はあったのですが、ロシアに行きたい気持ちは以前変わらず。
コーカサスは去年行ったばかり、モルドバ・ルーマニアではもったいなく、中央アジアは越境に問題がありそうなので断念。
そこで、行けるとしたら年始。どうせ行くなら冬と決めていた、シベリア鉄道が優先順位のかなり高いところに浮上してきたのです。
年末は仕事が忙しく、旅に出れるという目標だけで残業に残業を重ね・・・旅行資金を貯め、休み自体は、4,5ヶ月前から休む!!と周囲に云いまくり用意周到に準備を進めました。
まず、今回の旅のスタート地点はウラジオストクではなく、北京です。これは単純にウラジオストクまで行く交通手段がめんどくさいというのと北京ならANAマイレージで飛べるし、国境越え+荷台履き替えも体験出来る。
理想ならモンゴル経由のK3次が良かったのですが北京発が水曜日なので日程的に合わず、今回は土曜発のK19次となりました。
直通でモスクワに行く行程は、6泊列車の中で缶詰は耐えられないだろうし、イルクーツクで下車しないのはもったいないので鼻から考えず、イルクーツクで一泊することにして、そこからウラジオストクから来るロシア号に乗ってモスクワを目指すことにしました。
モスクワで一泊。ここから帰国しても良かったのですが、どうせならまだ行っていない、ベラルーシとワルシャワまで行きたい。
ワルシャワまで行ってしまうなら一週間休みでは不可能、週の半ばで帰って来てしまうのはもったいないのでさらにはその先の終点を探すことになりました。
一つにグダンスクから北欧に抜けることも考えたのですが、ストックホルム・オスロ・コペンハーゲンと回ると日数が足りず。
海を渡らなければ、昔のシベリア鉄道の終点と言えば、ベルリンだということで、列車でベルリンまで行くことに決める。
ドイツでゆっくりして帰国しても良かったのですが、飛行機のチケットがロンドンからでも安いことに気付き、ロンドンまで安いチケット飛び、ロンドンで遊んでから帰国というスケジュールになったのです。
今回は、チケットやビザの手配も自分でやろうと思っていたのですが、会社を休んでビザ取りに行ったり、チケットのリスクを考えると旅行会社に頼んでしまったほうが安く済みそうだったのでJICでワルシャワまでは手配。
ベルリンからロンドンはBAで8000円。LCCでもなんだかんだえ5000円、空港も遠くなってしまうのでBAを選択。
帰国便は、現地発のチケットが手に入るか心配だったのですが、skyscanner+ebookerで普通にネット予約で問題ありませんでした。ルフトハンザのA380で6.5万。
というようなことで行ってきました。
シベリア鉄道の密室は思ったよりキツく、気持ちが下を向き続けたのですが、帰ってくれば良い思い出。
モスクワで旅を終えていたら丁度空港テロに合っていた所だったのですが、これは運良く回避。
次回からは、旅日記となります。