シベリア鉄道5日目(〜チュメニ〜エカテリンブルク〜ペルミ〜)

2011/01/21(Fri)


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イシム駅


早めに目が覚める。昨夜は誰も乗ってこなかったらしい。
寝違えたらしく首が痛くてしかたない。どうもロシア号のベットは硬く枕は低いので、体が痛くなってしまう。


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チュメニの掲示板


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チュメニの売店


8:30チュメニ着
ここで老夫婦が乗り込んでくる。アレクセイというおじいさんです。
ロシア人らしい顔つきです、この辺りから乗客にロシアっぽさが出てきます。
ロシア語しか話さないのでなかなか話は進まず、でも食事の時間になると何かと食べろ食べろと言ってくれる夫婦。
コンパートメントが普通のアパートの一室のような雰囲気に満たされます。
モスクワまでらしく何やら旅行のようでした。


ここからはずっとモスクワまで白樺の林の中を走ります。
白銀の世界が続きます、ここまで綺麗に林立する白樺を見てしまうと日本の美人林なんかがちっぽけに見えてきます。


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ロシア号
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アットホームな雰囲気のある車掌さんら


今日に関して言えば、一日中PCでドラマやアニメを見続けてしまいました。
もったいない気もするけど、それくらいしかやることがなく、何も考えないで居ると気分が下を向き始めるので明るい内容に絞って見まくりました。


17:05エカテリンブルク
ここで若いお姉さんが乗ってきた、彼女は英語が幾らかしゃべれたので老夫婦の話も訳してもらい、一気にコミニュケーションが進みました。
ちょっとでも英語が通じると一気に会話が意思疎通が簡単になるのがすごい。
彼女もそれほど英語がうまいわけではないので、二人でなんだっけあの単語・・・みたいに話してました。



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エカテリンブルクの機関車1
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エカテリンブルクの機関車2


PCの中に入ってる写真に興味があったらしく、写真閲覧会となりました。
日本の写真がみたかったらしいのですが、景色ばかりだったに後悔。やっぱり人の写真のほうが良いみたいですね。


20:56ペルミ着
すぐに若いお姉さんは降りて行くも若い男が乗り込んできて満室。この寒い冬の中乗車率は満室に近い状態がずっと続きます。
モスクワまではこのロシア号だけじゃなくて結構な数の列車が走っているのにこの乗車率では相当需要があるように思えました。


そんなことで5日目が終わろうとしています。
今日は時差の関係で2時間長い一日でした。日本なら毎日後2時間あったらいろいろやることがたくさんあると思っているのに、何もない列車に乗っていると地獄のように長く感じのでした。