トルンからベルリンへ
2011/01/26(Wed)
8時過ぎ、居心地の良かった宿を出て、雪交じりのしとしと雨が石畳の路地を濡らしていて濃い色のする街を後にします。
行きは2.5kmくらいを歩いたけれど、さすがにきつい思いをしたので、タクシーで駅へ向かいます。
10.5plz(300円)
暖房で暖まった駅舎の中で一休憩。ロシアの駅とは違って室温も人の人相も暖かく落ち着きます。
9:12定刻通りにローカル線でポズナンへ
チケットは昨日トルンの売り場で購入 168plz(5100円)ECの予約も含む
古い客車で、7年くらい前にチェコを旅した時と同じ型
うとうとしっぱなしで11:33ポズナン着
この駅は大きく、ワルシャワからベルリンまでの幹線に当たるためか、ドイツナイズされていて物は古いけど、雰囲気は西側のにおいがします。
ここでぶらぶらしつつ乗り換えで1時間ほどのんびり。どこにも椅子がなくて疲れます。
ベルリン行きのエクスプレスEC44は12:35発
特急だけあって、サスもしっかりした新しい客車で速度も常時150?くらいの感じです。
がらがらでコンパートメントは独占、一気に近代的になって長かった不安の旅からも解放されていく感覚を味わいながらの移動になりました。
ワルシャワベルリンエクスプレス
これで北京からの長い列車の旅が終わろうとしている。
会社勤めでこのルートを取ることは不可能だと思っていたけれど、今回はそれが実現できた。
シベリア鉄道ではただつらいだけの毎日って印象もあったのだけど、今思えば良い思い出になってしまった。
安心しきった一人だけの個室がいろんな思いを溢れさせ、石造りのごつい建物が増えると、懐かしいベルリン市内へ入り、15:12ベルリン中央駅着となりました。
ベルリンは3度目
前回来たときは、中央駅はまだなく、オストをよく利用していました。
今回のお宿も慣れたアレクサンダプラッツ駅近辺です。