八十八月例大会(9月)9位

2012/09/09(Sun)


急遽予定が空いたので、めずらしくへらをやることにしました。
このまま行くとへらぶな釣りをするのが年に5回を切るくらいにまで回数が減ってきた。


今年はどうも釣れていないらしい八十八。釣れていないと釣り人も減るようで参加人数は20人くらいであった。1席空きで全部埋まるくらいの入りだ。
渋いだろうと思っていたので、13尺トロ巻き一本しか考えていなかったのに、思ったより人数が少なかったので、11尺両団子から始めることにした。


6:30開始。
浅ダナ3+マッハ1+BB1
軽めの餌を22−30cmのバラサ5号と自分にしては長めのセッティングから始める。
案の定初めの1時間はほぼ動かず。アタリが出始めたのは45分後くらい。このまま渋いのかどうなのかわからず心配だったけれど、動き始めると水面に少し見えるくらいまで寄ってくる。


ここまで活性があるとは思わず、餌が持たない。ウキが立たない。
ただ、少しでも強い餌や場所を変えるとし〜んとしてしまうので、限りなく水面にガサベラがはしゃいでいるだけという状況のようだった。
釣れているのは18尺のペレ軽だ。強い目のウキで軽めの餌という設定。このガサベラの層をウキで突破させて、それなりに長めのハリスを振らせて上目のへらに反応させるのがベストらしい。
確かに、その釣りでなければ釣れそうにない状況だ。軽めのチャカセッティングでは釣りきれない。


最近は、どこに行ってもこういう傾向が強い気がする。昔のように魚が薄くない、かといって食い気の良いへらが多いわけではなくガサベラがごまんと居る。
この状況ではチャカではひたすら釣りにくいだけ。
今日は、強い設定でやるつもりもなく、いつまで続くかわからない団子に変えることはしなかった。


動き始めた矢先、8時を過ぎるともう食い渋り始める。ここまでで5枚前後だろうか。
釣れているペレ宙は20枚ほど。
合っていないセッティングを続けるか。釣れなくても当初予定していた巻きでそこそこ釣るか・・・


9時を過ぎて11尺のまま巻きへ。
Sにパウダーベイトセットを絡めた餌。8-13?アスカ3号
最初は、まだ上のガサがうるさくて釣りにくい。棚が作れず、ずるずると動くばかり。
ブランクがあっても釣れる動きと釣れない動きは覚えている。問題は、どうやったら釣れる動きになるのか、どういうタッチだったかだ。
結局、わからず終いで11時。


昼になると幾らかガサがおとなしくなり、仕掛けが落ち着いてきた。こっちから仕掛けたものではなくて地合が合ってきてくれている。
S単品で固めでしっかり馴染ませてタナが出来てくれると、綺麗なアタリで釣れ始める。この固めではしゃがない地合になってくれないとこの釣りが出来ない。はしゃいでいるときにタナを作るのが難しかった。おそらく、でかいウキでどしんと入れて、拾うしかないんじゃないだろうか。


12時半頃、13尺に変える。11尺でも魚の量は問題なかったが、なんとなく振りたかったから。
途中マッハで固めにしたりして、綺麗に棚が作れているときには素直に地合になり、型も500gくらいのが混じる。
最後はそれなりに楽しい釣りが出来た。
45枚18?くらいの9位。


上位は、18尺ペレ宙30?90枚くらい。
今日の状況からしたら、チャカで食うへらが居ない以上、王道はこの釣りしかなかった。
その他は、11尺前後の両団子や巻きが良かったようだった。
釣れる感覚が殆どないので昔のように、王道でなくともごまかしつつ上位に入るなんてことが出来ない。
それでもこれで釣りたいと思う釣りでそれなりに思うような動きに出来た回数があったので満足の釣り。
前とはへらと向き合う感覚が変わってきた。