飛行機欠航、レー足止めの巻き

2013.01.14(Mon)

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レー最終日も高山病なのか、そもそも心臓の調子が悪いのかわからないけど、微妙に苦しくて眠れない夜を過ごし、さて6時起床で暗いうちから動き出す。
空港までのタクシーは、昨日街中で宿まで迎えに来てくれと約束しておいた車。この運ちゃんは律儀で、朝早いのに時間ぴったりに来てくれた。
9:30発で片道200Rs(300円)

デリーまで行けば、シャワーも浴びれてこの高山病からも開放されると思うと、足がかなり軽くなります。
とんとん拍子でチェックイン。天気は晴天、風も無し。
デリーからの早朝便もJetAirwaaysとIndianAirの2機が到着してるので、欠航が多いと言われていたけど、今日は全然大丈夫だと思っていた。

しかしだ。
裏切られるかのように欠航が決まってしまうのだ。
この衝撃とショックははかりしれないものがありました。
これがヨーロッパとかだったら、1日延びるからうれしいくらいな気持ちになれるものなんだけど、この状況はさすがに帰りたかった。

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普通に待合室で待ってて、他の人も欠航はないだろうといった感じでいるんだけど、ゲートへ行く時間の11:05になってもみんなに変化がない。
英語のアナウンスがたまに入ってるけど、キャンセルという単語は一切出てきてな。
遅れてるんだろうな~なんて思っていたのだけど、11:30に無常のキャンセルコール。
周りのみんなは一気にカウンターに卒倒して、振り替えやら荷物の返却を受けてる。

こちとら、これに乗れないと乗り継ぎの東京行きに乗れない事になる。最悪だ。
正規で買ってれば、天候が理由でもこの場合振り替えてくれるんだろうけど、ネットで買った激安チケットなのでどこまで対応してくれのか心配でしかたない。
ここは引き下がったらダメだと思って、大丈夫だよね?大丈夫だよね?って聞きまくる。
ウンターの人は、オーマイガーとか言って、東京までのチケットは幾らなんだ?とか聞いてくるんだけど、残念でした~みたいな感じでとりあってくれない。
とりあえず、偉そうなおばさんに詰め寄る、最初はあしらわれてたんだけど、乗り継ぎできないのはお前らの責任じゃないのか?とかちょっと悪い客になって強気に出てみると、オフィスに連れて行ってくれて、機長とかマネージャークラスに会わせてくれた。
強気に出てみるもんだと思う出来事だった、あそこで引いてたらどうなっていたかわからない。

偉い人たちは、やはり正規じゃないから無理じゃない?と言いつつもANAとかデリーのオフィスとかに連絡とってくれて尽力してくれた。
感謝感謝であるのだけど、結局はよくわからないとのこと。
明日の朝、レターを書いてあげるから、それをデリーのカウンターに見せればきっと大丈夫だよ。励ましの言葉を頂いてレーに戻ることに。
不安は不安のままだけど、親切な対応には感謝でした。

街に戻っても、もう予定もなく、宿もない。
ここまで来たら、もう奮発して高い宿でも良いと思ったのだけど、タクシーに数軒周ってもらった結果、全部Close
シアーラはストーブがない。
近くの綺麗目の宿は、2200Rsで真っ暗な部屋とストーブは夜しか付かない。
もう寒くてガチガチ、どこでも良いからとシアーラで紹介された、ビムラゲストハウスへ。
誰も客は居ないけど、とりあえず空いているようだったのでチェックイン
ここもトイレの水はばりばりに凍ってて寒い。
ただ、2階の部屋は出窓になってて日が差している間だけは暖かかった。

もう、精神ぼろぼろの状態でご飯食べたら、おなかを壊す。
ネット屋で久しぶりに日本の情報を見ると、成田大雪で国際線にも欠航が出てるという・・・これでデリー⇒成田が振り替えとかで席が取れなかったらとかと思うと。。。
念のため、ANAのデリー支店に電話するんだけど、めっちゃ英語が聞き取りにくく、日本人が出てくれても、ANA側はチケットは買い直すしかないとのこと。
レーの中心にあるJetAirwaysのオフィスにも確認しにいくと、ここでは一応、空港で対処してくれた職員とは話が通じているらしく、明日空港に行ってみろ、話はそれからだとのこと。
確実に言えることは、誰も確実に乗り継ぎがタダで可能かどうかはわからないということだけだった。

とにかく不安なまま、この完全に無駄な1日を過ごすことになってしまっていたのだ。
少なくとも会社の有給は1日追加となるのは間違いなかった。