レーからデリーへ

2013.01.15(Tue)

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この日のレー発は、8:30と早かった。6:30までに空港に来いとのことだったので早い朝だった。
4時に目覚ましを掛けたのに、この日は完全に寝過ごし、6時前に飛び起きてチェックアウト、かなりやばかった。
今日も昨日と同じタクシーに運ちゃんに頼んでおいたので時間ぴったり。
まだ、暗いうちから暖房の効かない軽で空港に向かう、今日こそはと思って気分は軽い。

空港は暖房が全然効いてなくて、震えが止まらない寒さ。
チェックインをすると、機長さんがオフィスに呼んでくれて暖かいチャイを奢ってくれて、心から温まりました。
約束どおりレターを書いてくれて、これをデリーのデューティーオフィスへ持っていけば大丈夫だ!と言ってくれる・・・本当かどうかはわからないけど。
最後まで確実な約束は何もなかったけど、親切な対応はうれしかった。
どきどきしながらフライトを待つ、今日こそはと。

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8:30発のデリー行きは無事出発。
デリーは軽く濃霧だったけど、問題のないフライトでした。
昨日の欠航はなんだったんだ?と思うほど、デリー空港の濃霧が原因らしいけど、昨日も先発のAirIndiaは飛んでったわけだし。
人数がまとまらないから欠航にしたんじゃ・・・と勘ぐってしまう。

さて、デリーに来たらの大仕事は今夜の成田行きのチケットを手に入れること。
まず、デューティオフィスが何処にあるのかという問題がある、聞いてみるんだけど、はっきりした答えが返ってこない。
出発階にあるらしいことはわかったけど、外側の受付は大渋滞、中では全然仕事してない感じ。
レターと一緒に、振り替えてくれと言うと、無理だと一蹴される、話が違うと思って食い下がるもここは取り合ってくれない。
かなり冷や汗ものだけど、空港内の窓口側に偉そうな人が居たので中から攻めてみることにした。

ところが、1回外に出てしまうと中に入るのが大変、チケットが実質ないので入れてくれないのだ。
昨日のを見せてもわかってしまうらしい、幸い入り口はたくさんあって、3回目でチェックが甘いところから進入。
ここでも最初はダメと言われるけど、食い下がるとわかったとあっさりチケット番号を出してくれた。
この番号だけで本当に載れるのかかなり心配だったりもしたけど、おばちゃんと信じることにした。
なんだろう、インドの階級の問題なのか、下っ端は上司に話を持って行ってくれないし、直接一番偉いひとと話さないと話が進まないように思えた。

これで一件落着・・・と行かないのがインド。
一度空港に入ってしまうと、今度は出るのも大変なのだ。
1回入ったんだからと、夜のフライトまで12時間以上も空港内で待てというのだ、真面目に出してくれない。
ここでもいろんな出口を漁って、入りのチェックよりも厳しくて全滅かと思われたところで、地下の入り口から突破出来た。

一度、街に出てシャワーを浴びたい一心の行動は、振り返ってみてもかなり行動的で危ないところを渡っていた気がする。
地下鉄が運休で、悪名高いタクシーを使わざるを得なく、警戒していたのだけど、失敗をひとつしてしまう。
チケットにはタクシー番号が書いてあるのに、番号と違う運ちゃんが客引きしてくるし、客の取り合いがある。
その流れを突破してタクシーに乗ったと思ったら、レシートも一緒に運ちゃんに渡しちゃったのだ、運ちゃんはチケットとレシートはすぐに切って捨ててしまう。
さあ、これが何を意味するか。
当然、払った証拠がないからまた金を要求されるパターンだ。
如何にも怪しそうな運ちゃんだったから、どきどき。取れる対応と言ったら旅慣れてる感と偉そうに振舞うこと。
後ろでふんぞり返って座り、機嫌が悪そうにし、中国人だと嘘をつく、これからどうするんだ?と聞かれても何もしないでバラナシに直行すると言い張る。
それでもデリーを案内するとかチケットを探してやるとか、今にも詐欺られそうな問いかけのオンパレード。

運転は荒く、クラクション鳴らしっぱなしでがんがん割り込み、割り込んでこさせず。
事故らないほうが不思議というような俺しか見えてないぞ的な運転。
デリー駅での降り際も案の定、金を要求してきたけど、猛ダッシュで脱出。
自分でもよく回避できたなと思うくらいの逃げ具合だったと思う。。。